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TOBを徹底解説!図解で理解する株式公開買付のメリットとリスク!

実力アップ!
●本記事の情報は2024年9月21日時点のものです
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こんにちは、タンポポウサギです☆30代、投資歴3年9ヶ月の個人投資家!現在は仕事をしながら投資信託と現物株で投資をしています!1,000円から始めた投資も…今では資産3ケタ万円に到達!

 

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ある企業の情報を調べてたら「TOB」ってあったんだけど、これって投資に関係ありそうぶー?

超あるよ!株価が上下するかも!

☆この記事の要点☆
【TOBとは】
企業の株をたくさん持つ(買う)ことで、その企業を実質的に支配すること【TOBのメリット】
●プレミアム価格の設定
●投資家の期待
●需要の増加
●経営改善への期待【TOBのデメリット】
●高コスト
●失敗のリスク
●情報開示義務
●時間と労力
今回は、TOB(株式公開買付)について、投資初心者でもわかりやすく解説していきます!

銘柄探しで企業を調べているといろんな言葉が出てきますよね。そしてその多くが知らない言葉…

でも、その中にはその企業の株価を大きく上下に動かす言葉もあります

その一つが「TOB」です!

今回は投資初心者用にできるだけかみ砕きながら、図解も入れてわかりやすく解説していきます!

TOBを理解して、銘柄探しに役立ててみてくださいね!

それではさっそくみていきましょ~☆

 

 

TOB(株式公開買付)とは

一言で言うと

企業の株をたくさん持つ(買う)ことで、その企業を実質的に支配すること

TOB(買収)後は、以下のような状況になります

・会社Aは会社Bの親会社となる
・会社Bは会社Aの子会社となる
→会社Aは会社Bの経営に対して支配力を持つ

 正式には「Take Over Bid」の略で、直訳すると「買収提案」です。

株式会社はその企業にとって大切な決めごとをする時に株主総会を開き、そこで株主から賛成や反対の票をもらいます

そのときに株主が保有している株式の数が議決権になります。

つまり僕がA会社の株式の60%を保有してたら、僕の意見が株主全体の60%の意見になるってことぶー?

その通り!

なので、TOBは「この企業をうちに取り入れたいんだー!さあ、この企業の株を私に売っておくれー」みたいなイメージになりますね!

買収をした側は、株主総会での議決権の過半数を持ち、重要な意思決定を左右できるようになるんです!

企業の重要な意思決定の例↓

・取締役会の過半数を選任する権利
・重要な経営方針の決定権
・利益配分の決定権

 

TOBの仕組みと株価への影響

なんでそれが株価に影響を与えるくらい

大きなことなんだぶー?

TOBは株式の買い付けをする際に、通常、市場価格より高い価格で買い付けを提案し、一度に大量の株式を取得できる状態だよーという意図を公に示します。

 

TOBのながれ↓

①買収する側が「この価格でこれだけの株数を買います」と公に宣言する
②一定期間、株主からの売却の申し込みを受け付ける
③証券取引所を通さず、直接株主と取引をする

高値で買ってくれるなんて!僕の持ってる分も買い付けして欲しいぶー!

 

そして、TOB(株式公開買付)が発表されると、通常株価が上昇する傾向があります

その理由は以下の通りです↓

プレミアム価格の設定TOBでは通常、市場価格よりも高い価格(プレミアム)で買付けが提案される。これにより、現在の株価が上昇する傾向がある。
投資家の期待TOBの発表により、投資家はさらに高い買付価格や対抗TOBの可能性を期待し、株式を買い集める傾向がある。
需要の増加TOBの公表により、買収される側の企業の株式に対する需要が一時的に高まり、これが株価上昇につながります。
経営改善への期待…買収側の企業が対象企業の価値を向上させる可能性があると投資家が判断すれば、将来の成長への期待から株価が上昇する。

 

TOBの種類

TOBには大きく分けて2つの種類があります!

友好的TOB…対象企業の同意を得て行う
敵対的TOB…対象企業の意向に反して行う

おまえを私の支配下に置くぞ~

ひ、ひえ~

友好的にいこうよ~

 

TOBのメリット

TOBをする側にはどんなメリットがあるぶー?

メリット(買収する側)↓
大量の株式を一度に取得可能短期間で目標とする株式数を取得できるので、通常の市場取引では難しい大量の株式取得が可能になる。
買付価格の固定事前に買付価格を設定するため、株価変動リスクを抑えられる。併せて市場価格よりも高い価格(プレミアム)で買付けることで、株主の売却意欲を高められる。
経営権の取得…過半数の株式を取得することで、対象企業の経営権を獲得できる。これにより、企業戦略の実行や事業再編が容易になる。
透明性の確保公開買付けのため、情報開示が義務付けられており、取引の透明性が高まり、株主や市場からの信頼を得やすくなる。

経営権だけじゃなくて、公開買い付けならではのメリットもあるんだね!

 

TOBのデメリット

デメリット(買収する側)↓

高コスト市場価格より高いプレミアム価格で買付けた場合、コストが高くなる。
失敗のリスク目標とする株式数を集められない可能性がある。
情報開示義務TOBの実施には詳細な情報開示が必要で、企業戦略が競合他社に知られる可能性がある。
時間と労力TOBの準備や実施には多くの時間と労力がかかる。

たくさん株式を持ってる人(企業)が売ってくれなかったら負けちゃう可能性もあるぶーね。

うん!特に敵対的TOBの場合、失敗のリスクが高くなるよ!

 

まとめ

【TOBとは】
企業の株をたくさん持つ(買う)ことで、その企業を実質的に支配すること
【TOBのメリット】
●プレミアム価格の設定
●投資家の期待
●需要の増加
●経営改善への期待
【TOBのデメリット】
●高コスト
●失敗のリスク
●情報開示義務
●時間と労力

TOBって奥が深いぶー。

株価に与える影響も大きそうぶー。実際に

TOBをされた企業について調べてみるぶー!

その調子!学んだ後は自分の銘柄探しの力にしていってね☆

TOBについて理解できたでしょうか。

株式投資の勉強にもなるんですけど、企業経営の話としても深いですよねTOB!

ただ、ここは個人投資家向けの記事が中心なのであくまで投資に関わりそうなお話をさせていただきました。

ぜひ、企業分析や銘柄選びに生かしてみてください!?

それでは今回は以上です☆

ではでは~☆
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