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これまでの投資で身につけた知識や技術を、ブログを通じて皆さんにシェアしていきたいと思います♪
雇用統計ってなんだか難しそうだぶー
重要な指標だからわかりやすくしっかり理解しておこう⭐
それではさっそく見ていきましょう~⭐
雇用統計とは
雇用統計とは👇
失業率や雇用者数などをあらわしたデータで、経済の健康状態を表す指標
【2025年1月10日の雇用統計】
指標 | 12月実績値 | 市場予想値 |
---|---|---|
雇用者増 | +25.6万人 | +15.3万人 |
失業率 | 4.1% | 4.2% |
平均時給 | 3.9% | 4.0% |
雇用統計は毎月第一金曜日に、米国(アメリカ)労働省が発表するデータで、具体的には下のような内容です👇
●新規雇用者数…1ヶ月間で新たに雇用された人数。
●平均時給の増減…給料が上がったか下がったか。
このデータは、アメリカ経済の健康状態を測る重要な指標です!
つまり、経済の健康診断みたいなものだね!
そうそう、失業率が低いと経済は元気、逆に高いと病気かもってことだね⭐
例えば、新規雇用者数が増加していると、企業が積極的に人を雇っている=経済が成長していると判断されます。
一方で、失業率が上がると経済が停滞している可能性があると考えられます。
雇用統計からわかること
雇用統計をチェックすることで、3つのことがわかります。
新規雇用者数が増えれば、経済が活発だとわかります。
みんなが働いてお金を使うから、景気が良くなるんだね!
逆に雇用が減ると、消費が落ち込んで不景気になる可能性があるね
賃金(平均時給)が急に上がると、物価が上がりやすくなる=インフレの可能性があります。
給料が上がるのは嬉しいけど、物価も上がるのは困るなあ。
だから中央銀行が金利を調整するんだよ⭐
雇用統計の結果をもとに、FRB(アメリカ連邦準備制度)が金利を上げるか下げるかを判断します。
雇用統計は、単なる数字の羅列ではなく、経済の未来を予測する手がかりになるのです。
雇用統計が株式市場に与える影響
雇用統計の発表は、株式市場にとって一大イベントです!
雇用者数が予想を上回ると、経済が元気な証拠として株価が上がることがあります。
みんながハッピーになると、株価も上がりやすくなるんだね!
でも、同じ雇用者数が予想を上回っても、インフレの懸念から金利が下がりにくくなり株価が下がることも。
その時々の経済状況や利上げ、利下げによって株式市場が求める数値が違うんだ⭐
賃金(平均時給)の上昇がインフレを刺激すると、中央銀行が金利を上げる可能性があります。
それが市場にプラスに働く場合もあれば、マイナスに働く場合も。
ローン金利が上がるのは個人は困るけど、銀行株には良いかもね!
雇用統計によって過去にどんな株価の動きが見られたか
歴史を振り返ると、雇用統計が市場に与えた影響はさまざまです。
失業率が急上昇し、株式市場は大幅に下落しました。
これからの経済が不安視される材料になっちゃったんだね…
雇用統計で失業率が急上昇。
市場は混乱しましたが、その後の金融緩和政策で回復しました。
こういう危機のときは、政策の動きも重要だよ⭐
雇用者数が増加し、失業率が改善。
市場は徐々に回復基調に入りました。
やっぱり働く人が増えると、経済も元気になるんだね!
投資初心者はどうしたらいいの?
雇用統計を活用して投資に役立てるには、以下のポイントをしっかりと押さえましょう!
毎月第一金曜日に発表されるので、カレンダーにチェック!
※関連記事【1月の投資カレンダー】はこちら👇
雇用統計の結果が市場にどう影響を与えるのかを見ることで、経験値が上がります。
株式市場は度々私たちの予想を裏切ります。
私も何度予想が裏切られたか…
まるで投資家をあざわらうように…
リアルタイムで市場をチェックして、しっかりと情報を集めることで対策を考えることができます。
※関連記事【株価大暴落の歴史と教訓!世界恐慌・ブラックマンデー・コロナショックから投資家が学ぶべきポイント】👇
特に投資信託などに投資をしている投資初心者は短期的な動きに惑わされず、長期的な視点を忘れないことが大切です。
20年、30年の投資をするなら短期の暴落はむしろ買い場です。
もちろん私も、米国市場が暴落したら自分の投資信託も価値が下がる=資産が減るので悲しいですが、将来の資産を安く買えるという点ではプラスに考えています。
暴落は買い場、しっかりと余裕資金を残しておきましょう!
雇用統計の結果が予想外だった場合に備え、リスクを分散することも大切です。
短期トレードをする方は特に注意しておきましょう!
2025年1月10日の雇用統計と市場の関連性
ここまでの説明をふまえて、最近の雇用統計を見てみよう⭐
2025年1月10日に発表された雇用統計では、失業率が予想を下回り、新規雇用者数が予想以上に増加しました。
指標 | 12月実績値 | 市場予想値 |
---|---|---|
雇用者増 | +25.6万人 | +15.3万人 |
失業率 | 4.1% | 4.2% |
平均時給 | 3.9% | 4.0% |
いっぱい雇用者が増えているっていうことは、アメリカの経済が強い状態ってことだね。
うん、利下げの期待も後退だね…
「利下げは」経済に回るお金の蛇口を閉める行為なので、株式市場的には歓迎できません。
アメリカ君は健康なので、お水をあげませ~んってことだね!
ということで今回の雇用統計発表後、米国の株式市場は大きく下落しました。
経済的にはポジティブなニュースだけど、インフレには注意が必要だね。
最終的にFRBがどう動くかがカギだね⭐
※関連記事【【図解でわかる】利上げで銀行株が上昇するメカニズム解説】👇
2025年1月10日の雇用統計から推測できること
雇用者数が増えることで所得が上がり、消費が拡大する可能性があります。
賃金上昇がインフレ圧力を強めるかもしれません。
FRBが利下げに消極的になる可能性が高まっています。
この懸念から株価が下がっていると予想されます。
関連記事【FOMCとは?初心者でもわかる仕組みと投資への影響を解説!】👇
まとめ
●雇用統計は経済の健康状態を知るための重要な指標。
●投資初心者は、発表内容だけでなく市場の反応も学ぶべき。
●短期的な動きに惑わされず、長期的な視野で投資計画を立てよう。
●雇用統計の活用で、より賢い投資判断が可能になる!
見方がわかったから、雇用統計を見るのが面白くなったよ!
指標が理解できると相場がどう変化するか推測できるから楽しいよね⭐
ただ、今は雇用統計が重要というよりは、「雇用統計によってFRBが政策をどうしてくるか」が株式市場を大きく動かす状態です。
FRBの政策もしっかりとチェックしていきましょう!
それでは今回は以上です!
ではでは~⭐
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