一般NISA 基礎講座【一般NISAのメリットとデメリット/投資初心者向け】【第14話】

NISA

こんにちは、タンポポウサギです

ただいまつみたてNISAの投資信託と個別株(配当銘柄)を中心に資産運用を行っています☆

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【第2話】タンポポウサギ【運営者プロフィール】
▼経歴▼・大学卒業後、東証一部上場(現東証プライム)企業へ入社し、その後現在の夫と結婚(退職)・出産を終えて資産運用、投資、FPについて夫とともに学び、30代から投資を始める・現在は家事、育児、仕事、勉強、ブログに力を注ぎ自分を磨いています☆☆投資スタイル☆・つみたてNISA(投資信託)と高配当投資(個別株)を中心とした投資※2023年8月現在
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※本記事の情報は2023年4月25日時点のものです

 

前回はつみたてNISAについて学びました

今回は「一般NISA」について一緒に学んでいきましょう

☆この記事はこんな方にオススメ☆
・投資初心者の方
・つみたてNISAでは物足りない方
・投資信託以外の個別銘柄にも投資をしたい方

一般NISAとは?

一般NISAって何?

一般NISAとは、2014年1月にスタートした、少額からの投資を行う方のための非課税制度です。例えば投資信託に投資した場合、「普通分配金」と売却時の「譲渡益」が非課税になります。ただし、他の口座(一般口座や特定口座)で発生した譲渡益や配当金等との損益通算はできません。
出典:金融庁HP

「非課税でできる投資制度」であることは「つみたてNISA」と同じです。

おなじNISAでも「つみたてNISA」とは違うの?

全然違います!「非課税」という点では同じですが、投資できる銘柄や条件などが異なります

人によってはつみたてNISAよりもこちらの一般NISAの方が自分には合っているという方もいると思います

今日はこの一般NISAのメリットやデメリットについて学び、制度を理解した上で、自分に合った投資方法を選択していきましょう!

つみたてNISAとの共通点

配当金、分配金、譲渡益が非課税

つみたてNISAと違う点

・期間
・投資上限額
・投資できる銘柄
・積立方式以外での購入も可能

これだけではわかりづらいので、メリットとデメリットに分けて細かくみていきましょう

 

メリットその1【投資上限額が大きい】

つみたてNISAの年間投資上限額はいくらだったか覚えていますか??

40万円だったよね!

その通りです☆月平均にすると33,333円です

つみたてNISAがそもそも長期投資を基本として設計されたものなので、あまり高すぎる上限額ではありません

特につみたてNISAをはじめてすぐの時は投資する金額がそこまで大きくないので、変動の幅も大きくありません

私は初心者だし変動幅が大きいのはこわいからそれでいいわ

そうなんです。でも逆に言えば、もう少し利益を大きくしたいという方には少し物足りないんです

なんと、一般NISAの年間投資上限額は「120万円です

単純につみたてNISAの3倍も投資をすることができます

しかも売却益が非課税な点は変わりません

つまり、つみたてNISAよりも短期間で、より大きな資金を運用したい方にオススメの制度なんです

メリットその2 投資できる商品が多い

つみたてNISAで購入できる投資商品はどんなものだったか覚えていますか??

投資信託だよね

そうです!しかも金融庁が優良な投資信託に限定してくれているので選びやすかったんですよね

でも僕はせっかく自分で投資を学んでいるんだから自分で個別に銘柄を選びたいな

つみたてNISAでは個別銘柄が購入できないので物足りないですが、一般NISAは個別銘柄も購入することができます!

そうなんだ。ところで個別銘柄って何?

個別銘柄は「個別の」「銘柄=企業の株式」だと思って大丈夫です

 

有名な銘柄の株式(企業)を挙げると、

「任天堂」「ソフトバンクグループ」「トヨタ自動車」などたくさんの銘柄があります

投資信託というのは、こうした個別銘柄をバランスよく組み合わせて購入してくれるいわば「バラエティパック」のようなものです

個別銘柄についてはまた別の記事で詳しく書きたいと思います

話を戻しますが、一般NISAではこうした個別銘柄を購入し、非課税で運用することが可能です

なので、自分で銘柄を選びたい、という方はつみたてNISAよりも一般NISAの方がオススメです

出典:金融庁HP

注意事項
・購入することのできる金融商品は金融機関によって異なります
・実際に口座を開設する金融機関のHPなどで確認してみてください

メリットその3【積立方式以外でも購入が可能】

つみたてNISAは定期的に買い付けるタイプの「積立方式」でした

それに対して一般NISAは通常の買い付けも可能です

出典:金融庁HP

積立方式だと気づかないうちに金融商品が買われているけど、通常の買い付けだとなんだか投資をしているっていう実感も出てきそうね

そうですね。自分で考えて銘柄を選んでいるからこそ、投資をしているという感覚も実感できるし、より詳しく「しっかり学びたい」という気持ちも高まってきますよね

 

デメリット【非課税期間が5年間】

一般NISAってすごいメリットがたくさん!つみたてNISAよりも年間投資上限額が3倍もあるなんて、みんなこっちを使った方がお得なんじゃないの?

 

それが、一般NISAの非課税期間は5年間しかないんです

なんだ!じゃあ私みたいに「長期投資」したい人にとっては大きなデメリットね

でも僕は長期ではなく、少し短めに運用して配当金を得たり売却益を得たいな

ここがつみたてNISAと一般NISAの大きな分かれ目です。

 

私も長期的に見れば株価が上がりやすいという前提から資産運用を始めたので、つみたてNISAを選択しましたが、5年以内に投資商品(個別銘柄など)を売却したいという方は一般NISAの方がオススメです

デメリットその2 【投資上限額が決められている】

一般NISAは投資上限額がつみたてNISAの3倍(120万円)もある

といっても、120万円という額が限度ですから、年間でそれ以上の投資をしたい方は一般NISAでも足りませんので、これも人によってはデメリットと言えるでしょう

その他の注意事項

損益通算ができない

つみたてNISAと同じで他の特定口座などと損益通算することができません

切り替えられるタイミング

つみたてNISA▶途中で一般NISA

一般NISA▶途中でつみたてNISA

といった、途中での変更は年単位では可能ですが、自分の好きなタイミングでは変更できませんのでご注意ください

非課税投資枠は復活しない

120万円の投資商品を購入しても、その商品を売ればまた非課税で買えるの??

120万円の投資商品を購入しても、その商品を売ればまた非課税で買えるの??

 

それはできません。あくまで年間投資上限は120万円ですので、売却したとしても非課税枠が復活することはありません。

でも近々、非課税枠が復活するすごい制度ができます…

それは…

 

 

 

次回の記事でまとめます!

 

 

 

 

まとめ

一般NISA
・非課税でできる投資制度
・年間投資上限額は「120万円」
・個別銘柄も購入することができる
・通常の買い付けも可能
・一般NISAの非課税期間は5年間
・売却したとしても非課税枠は復活しない

いかがだったでしょうか

同じ「NISA」でも内容は全然違いましたよね

つみたてNISAが自分に合うという方

一般NISAが自分に合う方

どちらもいらっしゃると思います

やはり、どちらも理解した上でどちらが自分に合っているかを

自分自身で考えることが大切です

ただ、将来の資産にするということはどこかで現金化するために売却したり、あるいは配当や分配を得ることになると思います

そうなったら「非課税」というメリットは本当に大きいものです

稼ぐ力、そして新しいことを始める力にあふれた30代~40代の方は

ぜひ、NISAにチャレンジしてみてください

やってみてわかることも、たくさんあります(私はたくさんありましたよ)

次回の記事は、いよいよ「新NISA」についての記事です

この「新NISA」国からの大大大ボーナスです!

正直、現状のつみたてNISA、一般NISAよりもさらに強力な非課税投資です

これから資産運用をしていきたい、NISA制度を利用して投資をしたいという方はぜひ見てみてください

最後まで読んでいただいて本当にありがとうございました

ではでは~☆

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