●信用…借りたお金(株)で投資
今回は現物(取引)と信用(取引)の違いについてわかりやすく解説していきます。
この2つをしっかりと理解しておかないと、損をしてしまう可能性があるので、投資初心者の方は、現物と信用の違いを理解して投資をしましょう!
それではさっそくみていきましょう~☆
現物と信用のおおまかな違い
信用…借金(借株)をして投資
借金!?ダメ!絶対!
きえーーー!!
おちついてw
大事なのは、正しく
理解して、自分に合った
方法を選ぶことだよ☆
現物(取引)って何?
現物取引=自分の資金で株を買うこと
今回は「現物」と「信用」と省略します。
現物は証券口座に資金を入れることで株を購入することができる方法です。
※楽天銀行の場合
▶30万円で投資商品を買うことができる
※手数料は除く
お金がないと買えないって
いたって普通ぶー。
現物取引の特徴
いたって普通ですが、現物にもいくつかルールがあります。
一日に同じ銘柄を資金内でしか購入できない
現物は一日の売買の中で同じ銘柄を自分の資金以上に売買できません
▶証券口座に100万円入っている
▶A株を90万円で買う
▶A株を売る
▶もう一度A株を90万円で買う…これができない
実は私、最初これを知らなくて戸惑った経験があります…
「あれ、同じ株が買えない…不具合かな?」
不具合ではありませんでした笑
現物はデイトレードのように、売って、買って、売って、買って…という取引には向いていません。
現物は保有期限が無制限
現物…実現するものとして買う、という感じですかね。
つまり、買い付けたら自分の資産(株)になるので返済期限もなく、一生持っていられます☆
むしろ資産なので、遺産として子どもに譲り渡すなんていうこともできます。
(税金はさておき)
もちろん保有しているだけでは手数料が発生するなんてこともありません
僕は単発で買って
持っているだけだから
現物でいいぶー
配当(優待)がもらえる
配当や優待がある株の場合は、現物で購入することでその権利を得られます
ただし権利確定日や保有株式の条件などがあるので、注意が必要です
▼配当について詳しく説明した記事はこちらです▼
配当金欲しいぶー。
現物に合った投資スタイル
●中期投資(1ヶ月~2年)
●長期投資(3年、10年、20年…)
僕はあんまり売り買いしないし
配当金も欲しいから現物ぶー。
もっと現物について教えるぶー!
ギブミー!
OK☆
現物は下がっても追加証拠金がいらない
信用で、もしすぐに追加証拠金が準備できないときは…
追加で資金を入れるようアラート(警告)が出されます。
これ、出るとすごい不安になってしまいます!
ど、ど、どどうしよう!
借金をしてでも早く資金
を準備して入れないと!
それに対して現物で買った場合は、既に「自分の資産」ですから価値が下がろうが、追加でお金を投入する必要がありません!
損失は出ていますが借金をするわけではありません。
だから多少下がったりしても、信用に比べれば安心してホールド(持ち続けること)していられますよね。
だからこそ長期間保有し続けるには現物取引です★
現物は保有期限が決まっていない
●信用…株を保有する期限が決められている
信用はお金を借りて株を買っているので、そのお金を返済しないといけません。
つまり、返済するためには、購入した株を一定期間で売らないといけないんです!
はやく貸したもん
かえせぶー
オラオラぶー
長期投資だから右肩上がりになる可能性が高いのに、期限が限られている信用では下がっている途中でも売らなければいけなくなります!
それに対して現物なら一生ホールドすることもできます
やはり長期投資をするなら現物取引です!
やっぱり中長期投資を
するなら現物取引だね☆
現物はメンタルが揺れづらい
信用だと…
「買った価格から下がり
続けてる…追加証拠金が
必要になってしまうぶー!」
「これから上がると思ったのに
返済期限がきてしまった…
で、私が売ったら上がって
いったもー!」
こんなことになるかもしれません。
現物ならその心配はないので、価格の下落以外でメンタルが揺さぶられることが激減します。
ただ、下がっていく中でその後に上がるシナリオが崩れたときは損切りも必要ですよ!
信用(取引)って何?
信用取引=借りたお金で株を買うこと
お金は貸します。必ず返してくださいね。あなたなら必ず返すと信じていますよ。
お金を借りることは、必ず返すという信用の上で成り立っています
ですので、信用取引は定められた期限内に借りた資金を返さないといけません
信用取引についての記事はこちら↓
信用取引の特色
最低30万円ないと信用取引で株を買えない
私、いま手持ちのお金
が0円で現物取引が
できないから
信用取引でお金を
借りて取引をしたいもー
無理です。最低限
返せるように30万円は
準備してから
出直してください
最低限の資金を準備できることが、「この人は資金を自分で準備できる人だからきっと返してくれるな」という信用になります。
信用取引用の口座に入っている資金が30万円を下回ると信用取引はできなくなります
※保有株を担保に取引をする方法もあります
定められた期限内に借りた資金を返さないといけない
え、返済期限があるもー?
そうだよ!
期限は1日や6ヶ月
が主流かな!
借りたお金を返す…当たり前ですよね。
ただ信用の場合は返す期限があって、この期限を過ぎると強制的に株を売却されます。
さらに信用はお金や株を借りるので、金利がかかります。
配当(優待)がもらえない
配当欲しいぶー!
信用で株を購入した場合、正確には自分のお金で買った株ではないので株の保有者は自分ではありません
ですので配当や優待をもらうことができません
じゃあ僕はやっぱり
現物で投資するぶー
回転売買が可能
私はデイトレーダーに
なりたいから一日に
何度も売り買いしたいもー
信用は現物と違って一日に何度でも同じ銘柄を売買することができます。」
これを回転売買と言います。
▶証券口座に100万円入っている
▶A株を90万円で買う
▶A株を売る
▶もう一度A株を90万円で買う…これができる
現物取引とは大きく違う点です!
信用も使い方次第で、現物にはない力を発揮します
それが
現物は、一日の取引の中で自分が持っている資金の中でしか売買ができないので、何度も取引をするような短期投資には向いていません。
それに対して信用は同じ銘柄を何度も売買することができるんです!
なのでデイトレードのような短期の取引には信用の方が向いています
じゃあ私は信用取引を
するもー!
トレードトッレード!
大丈夫かなあ…
ただし、信用取引で株を買っても、正確には株の所有権は自分にはありません。
そしてそれは株価を下げる空売りの売り玉になってしまうのであまりおすすめはしません。
詳しく知りたい方はこちらの記事から↓
まとめ
●長期間保有したい
●配当をもらいたい
●借金はしたくない
【信用取引が合うのはこんな人】
●一日に何度も株の売買をしたい
私は基本的には長期投資で投資信託や配当銘柄を持ち続けているので現物取引が中心です。
信用口座もありますが今は1円も入っていません。
でも投資スタイルは人それぞれです☆
長期なのか短期なのか、期間が違えばそれにあった買い方があります。
現物と信用の特徴を理解した上で、その場面に応じて上手に使い分けることが大切です。
信用に保有期間があるのと
配当の権利がないのが
わかったのが助かったぶー
知らずに信用で買ってたら
大変だったぶー!
私に向いているのが信用
だとわかったわ!
現物だと何回も売買できない
のがわかってよかったモー!
知っておいてよかったでしょう☆
無駄な損はしないように、しっかりと
これからも知識を身につけていこうね☆
はーい
はーい
自分の投資スタイルに合った投資をしていきましょう☆