今回は投資信託の選び方について、できるだけわかりやすく解説していきます。
私も投資を始めて最初に買った投資信託はインデックスファンドですが、現在も保有中でしっかりと含み益が出ていますよ!
投資を始めたばかりで、どんな投資信託を買ったらいいのか迷っている方は、ぜひ参考にしてください☆
それではさっそくみていきましょう~☆
ファンド
みなさんは「ファンド」という言葉を耳にしたことはありますか?
じゃじゃじゃじゃーーん
ずんちゃずんちゃ!
それバンドね
「ファンド」にはいくつか意味があり
●投資信託の商品
●投資信託の商品を運用する企業
ファンドは「基金」と言い換えることもできます。
基金とは、事業や企画を行うためにお金を準備することで、「年金基金」なんかも高齢者に老齢年金の一部を支給する仕組みです。
年金基金、聞いたことあるぶー
資産運用の専門家は、投資商品を購入するために私たちからお金を集めて様々な投資商品を買い付けます
投資商品を購入するためにお金を集めて運用している企業、これがファンドです。
その集めるお金を出している
のが、私たち個人投資家だね
お金を集める理由は簡単です!
私のような個人は高価な投資商品をいくつも買うことができません。
そこでたくさんの人からお金を集めて、大きなお金を準備する、そしてそのお金で投資商品を購入してくれるのがファンドです。
ここで大切なのが、投資信託はあくまで「信用して託している」、つまり私たちの代わりに運用をお願いしているんです。
資産を運用してくれる専門家は市場の調査から、投資商品の組み換え…たくさんの仕事をしてくれているんです!
彼らは仕事です!
つまり私たち個人投資家は対価を払わないといけないんです!
これが手数料です
手数料
特に注目したいのが次の3つの手数料です
①信託報酬(運用管理費用)
…保有している期間にかかってくる管理費用
②信託財産留保額
…投資信託の換金時に発生する費用
③販売手数料(ロード)
…投資信託を購入するときに発生する費用
3つとも重要な手数料ですが、特に注目してほしいのは①信託報酬(運用管理費用)です。
②信託財産留保額と③販売手数料はそれぞれ一度きりで大丈夫ですが、信託報酬は投資商品を保有している間は、毎日発生します!
例
●投資信託Aを100万円分保有
●信託報酬が1%の場合
投資信託×信託報酬で
100万円×1%=10,000円
消費税が10%かかるので
10,000×1.1=11,000円
1年間で割ると
11,000÷365=30.136円/日
信託報酬が約30円/日かかってきます。
これを長期投資で20年間支払い続けたら…結構な負担になりますよね?
11,000×20年=
…信託報酬が1%だと
20万円以上かかるぶー!
高いぶー!
ただ、しっかりと指標に合わせた利益が出せるよう投資商品を組み合わせてくれたり、その入れ替えをしたりという仕事(運用)を、企業にお願いしているわけですから手数料が発生するのは当然ですよね。
大切なのは、この継続して発生する手数料(信託報酬)が安い投資信託を選ぶことです!
投資信託を選ぶときは信託報酬が低い投資信託を選ぶようにしましょう!
インデックスファンド
信託報酬が安いのは
どんな投資信託?
インデックスファンドだよ!
●ファンド=投資商品
つまり、指数への連動を目指す投資商品です!
指数とは、株式市場の状況を表すためにいくつかの銘柄などを組み合わせた指数です。
有名なのは日経225…これは日本の225社の銘柄を組み合わせた指数で、日本全体の株式市場の健康状態を表す一つの指標となります!
日本▶・日経225 ・TOPIX
米国▶・NYダウ ・S&P500指数 ・NASDAC
例えば日経225の指数が下がっていたら「あ、今日は日本の多くの企業が全体的に下がっているんだな」と考えることができます。
こうした指数に連動させる、つまり似せていくのがインデックスファンドです
イメージとしては
「指数を買う」
「指数に投資する」
みたいな感じであってるぶー?
合ってるよ!
優良で手数料が安い投資信託は?
優良なインデックスファンド
(投資信託)を教えるぶー!
私はeMAXISSlim 米国株式(S&P500)をつみたてで買ってるよ☆
S&P500は長期的にはずっと右肩上がりに成長しています。
私は将来の老後資金のためにコツコツつみたて投資をしているので20年~30年の長期投資をしています!
この、長期的に成長が見込まれるS&P500に連動した投資信託は優良な商品と言えます!
S&P500について知りたい方はこちらの記事をどうぞ↓
eMAXISSlim 米国株式
(S&P500)の信託報酬は?
0.09372%!
※2024年8月1日時点
やす!
指数はどんな銘柄(投資商品)が組み込まれているかもわかるし、その指数がどう動いているのかも簡単に見ることができます。
つまり、もう「設計図(構成銘柄)」がわかっている状態なので、運用会社は調査や銘柄の組み替えを考える手間(仕事)が減り、手数料(信託報酬)を安く抑えることができるんです!
これが投資初心者にインデックスファンドをおすすめする理由です!
アクティブファンド
インデックスファンドより高い運用成績を目指すのがアクティブファンドです!
S&P500とかの指数よりも
大きい利益を出せるよう
組み合わせたりするの?
その通り!
アクティブファンドは、市場調査を行い、個別銘柄の買い付けを行い、組み替えをし…手間暇をかけてインデックスファンドよりも高い運用成績を目指すします!
なのでインデックスファンドよりも手数料が高い投資商品が多いんです!
NISAで購入できる投資商品(ファンド)は金融庁が指定していますが、厳しい審査を通り抜けた投資商品だけあって、手数料が高い、つまり持っているだけで損をするような投資商品は除外されています!
つみたてNISAの対象商品
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/tsumitate/target/index.html
出典:金融庁 HPより
これを見ると、インデックスファンドとアクティブファンドの割合は
●アクティブファンド…50本
インデックスファンドの方が手数料が低く優良と認められている証ですね!
まとめ
●投資信託にはインデックスファンドとアクティブファンドがある
●インデックスファンドは手数料が安い商品が多い
●長期投資にはインデックスファンドがおすすめ
●eMAXISSlim S&P500は手数料も安く優良な投資信託
投資信託には手数料がかかることが分かったと思います!
投資信託を選ぶときは
信託報酬をチェックする
ようにするぶー!
ありがとうタンポポウサギー☆
どういたしまして~☆
手数料も「0.何%」とかだと小さく見えるかもしれませんが、こういう小さな金額や数字を理解せずに投資を始めると、後々に損をすることになります!
みなさんはこの記事を見たことでその損を回避できるようになりました!
ただ注意してほしいのは、手数料は投資商品によって異なるということです。
投資信託の説明書である「目論見書(もくろみしょ)」を読んでから投資商品を購入するようにしましょう☆