株の買い方ガイド【投資初心者必見】「なんで買えないの!?」を防ぐ!【第11話】

投資

こんにちは、タンポポウサギです

ただいまつみたてNISAの投資信託と個別株(配当銘柄)を中心に資産運用を行っています☆

※本記事の情報は2023年4月16日時点のものです
最近は増税の嵐で本当に困りますね…
そこで「自分のお金は自分でどうにかしていかないと」と考え投資を始めた方、これから始めようと思っている方…
ともに頑張りましょう!!
投資をしている方ってあまり多くないので、一緒に頑張っている人がいるのは嬉しいですし、私が経験してきたことや知っている知識が役に立てるともっと嬉しいです☆
私は、始めてすぐの頃に
・何を知っておけばいいのかわからない
・株に関する知識が多すぎる
・難しい言葉が多すぎる
こんな悩みを抱えていました
今回は投資初心者向けに、株を買うときにこれだけは知っておきたいということを
できるだけわかりやすく記事にしました☆
【この記事を読むメリット】
●最低限必要な知識が理解できる
●間違った買い方を防ぐことができる
●「なんで買えないの!?」とつまづいて投資へのやる気がなくなる、を防ぐことができる◀これ重要です!

それでは早速一緒に学んで、これからの行動の選択肢を増やしていきましょう☆

参考書籍「一番やさしい株の教科書」監修:竹内弘樹 発行:西東社

【現物取引】【信用取引】どう違う?

投資方法には大きく分けて2つの形があります

「現物取引」「信用取引」

現物?信用?何が違うの?

現物取引とは、自分の持っている資金で株を買うことです

 

【例】

・自分が30万円持っていたら30万円の株式を買うことができる

それに対して信用取引とは、持っている資金以上のお金を借りて自分の持っている資金以上の株を買うことです

 

【例】

自分が30万円持っていたら90万円まで株式を買うことができます(最大3倍)

 

え、3倍まで取引できるの?お得じゃない!?

お得と言えばお得ですが、決してオススメはしません

利益が3倍になるということは「損も3倍に膨らむリスク」があります

 

【例】

10万円しか持っていないのに30万円の株式を購入
→株価が半分(15万円)になった
→10万円しかないのに15万円のマイナスになってしまった
→マイナス5万円は借金(追証:おいしょう)

つまり「いついつまでに5万円返してください」という、借金になる可能性があるんです

しかも信用取引は永久に借りることはできません

信用取引はあくまで「借りている」取引なので返済期限が1日~半年に設定されていて、1年、3年、10年…という長期投資には使えません

私は基本的には長期投資なので、現物取引がメインです

時間をかけてじっくり資産運用をしたいという方は現物取引を利用しましょう

 

【単元株数】初心者がおちいりがちな勘違い!1株では買えない!?

え、株式って1株から買えないの!?

そうなんです。多くの企業の株式は単元株数100株なんです。

単元株数?

要するに株のセットです。「こちらの商品1つでばら売りできないんです。セット販売のみとなっています」というイメージですね

 

【例】

株式会社タンポポUSAGI
【1株あたりの価格】 100円
【単元株数】 100株
この会社の株式を買いたい時は
100円×100株=10,000円から

なのでなかなか手が出せない銘柄(株式)もあります。

例えばユニクロを経営する「ファーストリテーリング」は1株あたりの価格が32840円です!(4月15日時点)

なのでこの株式を買いたい場合は100株にすると328万4000円必要ということです!

高すぎて手が出せませんよね…

でも最近は「うちの証券会社では1株でも買える株式を用意してますよー」という証券会社も出てきました

 1株からの売買ができる証券会社
・マネックス証券
・SBI証券
・松井証券
・岡三オンライン
・auカブコム
松井証券
マネックス証券

ただし、1株から売買できる銘柄が少ない証券会社もありますので、どんな銘柄を取り扱っているかを調べてから利用しましょう

 

【呼び値】株の価格が急に飛んでいる!?

株価によって取引できる1株あたりの価格が異なります。

102
101
100
99
98

例えば今株価が100円(1株)の株があるとします

取引中には上の図のように売買価格が表示されます

この図では1円ずつ注文価格が表示されていますよね

株価が大きくなるとこの注文価格の区切りが大きくなります

4010
4005
4000
3995
3990

例えば株価が4000(1株)の株はこのように5円ずつ注文価格が表示されます

だから「私は4002円で欲しいのにー」と思っても基本的にはその価格では買えないんです

この1円や5円のことを「呼び値」と言います

一覧にしておきますね

1株の価格 呼び値の単位(円)
3,000円以下
5,000円以下
30,000円以下 10
50,000円以下 50
300,000円以下 100
500,000円以下 500

 

株の具体的な買い方

その1 成行(なりゆき)

この株がほしい!今すぐほしい!こんな時はどうやって買えばいいの?

その名の通り、自分が買う価格をその時の相場の「成り行きにまかせる」注文方法です

いいかえると「自分で購入価格を決めずとにかくすぐ購入できる」方法です

厳密に言うと、売り注文の一番安い価格から順に、早い者勝ちで買うことになります

ただし、売り注文の一番安い価格が急に高い価格になっていることもあるので注意が必要です

うーん、もし予算以上の価格で買うことになっても困るなー

そんな時は「指値」(さしね)で買いましょう

その2 指値(さしね)

その名の通り、「買いたい段(価格)を自分で示することができる」注文方法です

必要な価格を予測できて安く買えるメリットがあります

この株、今110円だけど、100円で指値しておこーという場合は、価格が下がってきて100円になったら、注文を出しておいた人から順番に買うことができます

逆に言えば、この場合100円にならなければ買うことができません

・すぐ買いたい=成行(なりゆき)
・できるだけ安く買いたい=指値(さしね)

を上手に使いわけましょう☆

 

株はただでは買えない!「手数料」

初心者が忘れがちなのがこの手数料です

株を売買すると「手数料」が発生します

なのでこんなことも起きます

【例】
【買】株を100株100円で購入…手数料110円
【売】価格が上がり100株を101円で売却…手数料110円
(手数料合計220円)
買:100円→売:101円
1円×100(株)=100円の利益

さあ、利益より手数料が多くてトータルでマイナスになっているのがわかりますか?

手数料、あなどれませんね

ただし手数料は証券会社によって違います

自分の取引スタイルに合った証券会社を選びましょう

SBI証券 楽天証券 松井証券
10万円まで 99/1約定 99円/1約定 無料
20万円まで 115/1約定 115円/1約定 無料
50万円まで 275/1約定 275/1約定 無料
100万円まで 535円/1約定 535円/1約定 1100円
現物取引スタンダードプランの場合 超割コースの場合 1日の約定代金合計
26歳以上

※約定…一回の売買が成立すること

 

【変動幅】その日の価格の上下には上限がある!

自分が買った株が急に0円になったらどうしよう

安心してください…とは言えませんが一応の対策はされています、それが値幅制限です

高騰や暴落を防ぐために、1日に変動できる値幅の上限と下限が設定されています。

なのでどの銘柄もその日のうちに価格が急に0になったり、逆に10倍になったりはしないようになっています

例えば株価が500円の場合、株価は400円から600円の間で動きます

詳細を下の表にまとめておきます

基準の値段 制限値幅
100円未満 上下に30円
200円未満 上下に50円
500円未満 上下に80円
700円未満 上下に100円
1,000円未満 上下に150円
1,500円未満 上下に300円
2,000円未満 上下に400円
3,000円未満 上下に500円
5,000円未満 上下に700円

24時間営業ではない「市場の時間」

取引については分かったんだけど、株っていつ買えるの?

平日
9:00~11:30
12:30~15:00

みなさん仕事をされている方は「就業時間」が決まっていますよね

株式市場も同じように「取引できる時間」=「相場が開いている時間(ザラ場)」が決まっています

その時間以外は基本的に取引ができません(一部例外な取引もあります)

上に書いたように前半(=前場と言います)が9:00~11:30

後半(=後場と言います)が12:30~15:00です

私仕事をしていて日中は取引できないんだけど…

そうなんですよね、多くの方はお仕事をされているから場中(相場が開いている時間)の取引は難しいですよね。ただ、注文自体は出しておくことができます。

〇〇円になったら「成行」で買う注文を出しておこう。ポチ
〇〇円になったら「指値」で買う注文をておこう。ポチ
〇〇円になったら「指値」で売る注文を出しておこう。ポチ

こんな感じで仕事をしながらでも指値で注文を出しておくことで取引はできます

お仕事が第一だと思うので、こうした注文方法を上手に活用しましょう

私は基本的には長期投資なので、リアルタイムで相場を見ていなくて指値注文さえ出しておけばあまり気にならなくなりません

まとめ

・資産運用は時間を味方につけよう
・長期投資なら現物取引がオススメ
・単元株数は100株が基本
・すぐ買いたい=成行
・自分で買う値段を指定したい=指値
・株を買うのも売るのも手数料がかかる
・前場…9:00~11:30
・後場…12:30~15:00
・仕事中は事前に注文を出しておこう
これで株を買う時の最低限の知識は理解できましたね
ただ大事なのは「自分が何を目的に資産運用をするのか」です
投資のプロになりたいのか、30年後までに老後の資金が準備できるようにしたいのか
目的は人それぞれだと思います
その目的によって投資の方法も違ってきます
たくさんの方法を知って「自分の目的に合った方法」をみつけていきましょう
最後まで読んでいただいてありがとうございました
これからも一緒に学んで人生の選択肢を増やしていきましょう
ではでは~☆

 

 

▼【松井証券】口座開設の手順はこちらの記事を参考に

 
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